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用語集

 統合失調症

幻覚や妄想などの精神症状を示す精神疾患の一つです。
国を問わず、人口の0.5%~1%の人がかかるといわれている病気です。
大部分は思春期~30歳ころまでの間に発病し、40歳以降の発病はまれです。

原因
遺伝的要因、心理的要因、環境的要因など諸説ありますが、それぞれの因子が重なり合って病因を形成するといわれています。

症状
主に陽性症状と陰性症状に分かれます。

①陽性症状
急性期症状ともいい、主に初期に発現する症状のことです。
思考の障害:「誰かに見られている」「他に人が自分を狙っている」「自分は神の生まれ変わりである」
など普段は考え付かないようなことが思いついたり、確信したりする障害です。
被害妄想、関係妄想、心気妄想、誇大妄想、嫉妬妄想、被毒妄想などに分類されます。
知覚の障害:「電波が聞こえる」「宇宙人が話しかけてきている」「脳の中に機械を埋め込まれた」
など普段は聞こえないはずのものが聞こえたり、見えたり、感じたりする障害です。
幻聴、幻視、幻臭などに分類されます。
自我意識の障害:「他の人の考えが自分の頭に入ってくる」「自分の考えが他人に吸い取られている」など自分と他人とを区別するところでの障害です。
思考吹入、思考奪取、思考伝播、思考察知などに分類されます。
意識、欲望の障害:興奮したり、食べものを取らなくなったりする障害です。

②陰性症状
慢性期症状ともいいます。
感情の障害:感情がほとんど外部に表出されない、疎通が悪くなるなどの障害です。
思考の障害:常に同じことを考えたり、具体的なことだけで、抽象的な思考ができなくなる障害です。
意思、欲望の低下:自発性、意欲の減退が見られる障害です。

治療法
薬物による服薬治療や、電気けいれん療法が有効です。

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