目標とするポジションやキャリアのある人にとって
キャリア形成のしやすい病院

2020年新卒入職 ACP看護師Sさん

※所属や仕事内容は2022年8月の取材当時のものです。

現在の仕事内容を教えてください

現在はACPという部署に所属しています。ACPというのは、「アセスメントとケースワークをするプライマリー」の略称です。名前の通り、患者さんのアセスメントを重点的に行います。自分の受け持ちの患者さんと話しをして情報を集め、アセスメントを行います。アセスメントから、退院後の生活や必要なサービスをを検討してケースワークとして外部との調整をする仕事をしています。

部署業務以外は何をしていますか?

私は長期入院患者対策と教育委員会の活動をしています。長期入院患者対策では、長期入院になってしまっている患者さんをどう早く治療して回復させれば退院できるか、ケースワークをどのように進めたら退院できるか等、チームを組んで管理・対策しています。困難なケースを受け持ち看護師一人に任せないという意味合いもありますが、一筋縄ではいかないような状況の患者さんも多く、みんなで知恵を絞って関わっています。

教育委員会では、新人さんに関しての情報共有を行って、成長の進捗を確認しています。そこから、どのように新人さんに教えていったらいいのか、毎月の会議で話し合って新人研修の内容を決めています。2年目以降の看護師教育にも力を入れているので、2年目以降を対象とした勉強会用の資料作成も行っています。

新人研修について教えてください

新人研修はさっきもちょっと話したんですけど、教育委員会の会議を毎月行って、その年の新人さんに合わせた指導内容を考えて変更をしています。
勉強会、研修となると理論的な講義のイメージが強いと思いますが、うちの病院だとなるべく実践的な内容、しかも業務にすぐ使える内容を選んでいるというのに加えて、堅い雰囲気になりすぎないように、先輩たちも一緒にご飯を食べながら勉強会を行っているので、交流の場としても非常に良いというか、評判を得ています。 なので知識をつけながら先輩や同期と交流を深められるという環境を作ることができていると思っています。

ACPの部署を選んだ理由を教えてください

もともと精神疾患の患者さんの心理というか、どういう思いなのかというのがすごい気になって、精神科を選びました。中でもACPはアセスメントを通して患者さんと一番深く関わっていける部署で、分析をして患者さんの今後について考えていけるところが良いなと思い選びました。

キャリアアップについて教えてください

まずうちの病院は役割機能別看護体制を採用していて、ACPやベーシック、セカンダリーなど業務の個人の特性に応じて役割分担がされていて、自分の希望が尊重されます。あとは委員会等も自分で好きなところを選んで入れるという、仕事の選択の自由度が高い病院です。なので、自分の得意分野を選んで伸ばしていくことができる環境ですし、目標とするポジションやキャリアのある人にとってキャリア形成のしやすい病院だと思います。

もし、明確な目標などを持っていない人でも、医療メンターが配置されていて、年に2回は必ず面談することになっています。そこで自分のキャリアについてなどの相談ができます。希望時はそれにもれずwebからいつでも面談を申し込むことができる体制になっていますので、キャリアを相談しやすい環境が整っていると思います。あとは特定の資格を取ると給料が上がる資格手当があるのでキャリアアップといいますが、他の分野の勉強にも意欲を出しやすいと思います。他にも、外部研修などを企画してくれるので、希望者が成長しやすい環境であると思います。

入職検討中の方へ向けてメッセージをお願いします

成仁病院の職員は若い人も多く、フレッシュな環境で、現場の士気が高い病院です。しかも、自分の選んだ仕事ができて、得意分野を伸ばしていくことができます。若いから、経験が浅いからと意見を蔑ろにされることもなく、「こういう職場にしていきたい」「こういう看護、医療を提供していきたい。」などの声が届くようになっています。精神科に興味があって、精神科のプロフェッショナルになりたいという人には本当にうってつけの病院だと思います。精神科のプロフェッショナルを目指している方はぜひ入社をして、その道の第1歩を歩み出してほしいと思っています。