東大病院

早速、身内が東大サポーターズ倶楽部にお世話になりましたので、その体験記をつづります。

入会翌日に、まさかの唾石症( ;∀;)

ある日、身内Aが突然「左あごの裏が痛い」と言い出しました。そこには顎下腺という唾液を出す小さな器官があるのですが、なんとその中に石ができて詰まり、炎症を起こしてしまったのです。唾石症という、聞き慣れないけれど意外とある病気です。近所の歯科医院へ行くと「大学病院に行ってください」といわれてしまい、自宅から一番近い大学病院として東京大学医学部附属病院に向かいました。

対応、早!

時刻は18:30。夜間救急の外来には沢山の患者が診察を待っていました。「うわー長く待ちそうだなー」と思ったとき、Aが「そういえばサポーターズ倶楽部に昨日入ったけど、今日からサービス受けられたりするのかな。」と言うではありませんか。あ。入ったんだ。いやーでも、昨日の今日はさすがに・・と、ダメ元で窓口に電話すると、まさかのOK!時間外にも関わらずコンシェルジュが待ち合いまで駆け付けてくれて、受付で耳打ちを。そこから2分で診察室に通され、10分後には入院が決定しました。

安心すぎる 手術

手術当日。精神科医であり歯科には疎い私は、「そんなに難しい手術でもないから、若手医師1人体制だろう」と思っていました。しかし蓋を開けてみれば、これまた教授直々に執刀してくださり、次席の講師である医師と若手医師もサポートに入った3名がかり!この安心感たるや。もう手術待ちの時間、寝て待っていてもいいレベルです。当然手術は成功。石はしっかりと取り除かれました。

充実しすぎのデイリーケア

入院中は、手術までの4日間そして術後の6日間、合計10日間の入院中、ほぼ毎日、教授、講師、若手の3人の医師が交代で病室に来て、状態を確認し丁寧に説明してくれました。私は東大病院の職員も兼ねているので、病棟廊下で先生方と顔を合わせることもあるのですが、その際には必ず声をかけてくださり、最新の病状を共有してくれました。

翻って反省

至れり尽くせりの医療サービスを受けて、嬉しいとともに「自分が大学病院にいた頃、ここまで患者さんのためにできていただろうか?」と反省の念も湧いてきました。この経験を成仁病院のサービス向上にも生かさなければ!よし、がんばるぞー。